メンタル疾患になってしまった。治るのだろうか

悩み人生

メンタル疾患になってしまった。

完全に治るのだろうか

完全に克服できるのだろうか

と、今後の事に悩んでいる方

もしメンタル疾患になったら人生どうなるのだろうか

と不安に思っている方も多くいらっしゃるでしょう

一生涯で、気分障害にかかる確率7%

何らかのメンタル疾患にかかる確率15.2%

6人に1人が、何らかのメンタル疾患にかかる確率があると言う事です。

ストレス社会と言われる現代をどう生き抜き、克服していけばよいのでしょうか。

適応障害と診断され、休職をしている私も考えてしまいます。

休職中は読書をする時間も増え、メンタル疾患やストレスに関する書籍も

いくつか読み、勉強しました。

メンタル疾患になった自分・ストレス社会で生きていくには

・メンタル疾患になった自分、メンタル面で悩みがある自分と

一生共に生きていく事を受け入れる事

・受容し、過去の自分とさよならをして、新しい自分自身になる

行き着く結論はここにあると思います。

自分自身を受け入れて、その自分と共に生きていく

精神科医でありYoutuberである樺沢紫苑先生の著書

”ストレスフリー超大全”にも書かれてありました。

病気に抗うのではなく、病気を自分の「性格」や「気質」のように

自分の一部として受け入れていくことが大切であると言われております。

メンタル疾患は100%完治は難しいとの事なのです。

そして、病気と闘う事をやめた方の方が結果としてほぼ治った状態になる傾向にあるようです。

新しい自分に生まれ変わる

以前の様な元の私に戻れるの?

私もそんな不安に陥った事がありました。

元の自分に戻ってはいけません

同じ事を繰り返してしまいます。

頑張り屋で生真面目で責任感の強い自分を受け入れて

マイペースにほどほどにやる新しい自分に生まれ変わるのです。

自分を受け入れるってどうやって?

ゆっくりと時間をかけて「生きがい」を思い返して下さい

そして、「こんな自分になりたい」と漠然と想像するのです。

「生きるとはなんだろうか?」

「人生とは?死とは?」

などと人生そのもや生死の意味を考えるのでは無く

日々の生活においての生きがいを見出して

「こんな自分になりたい」と想像してください。

「生きる意味」と「ビジョン」の違い

生きる意味を考えるとなると、定義や正解を探し求めて見つけ出す事になってしまいます。

大切なのは自分自身と深く向き合い、受け入れて、その姿を自ら望む事です。

フランクルがアウシュビッツ強制収容所体験で辿り着いた境地

世界的なベストセラー「夜と霧」の著者でもあるヴィクトール・フランクル

第二次世界大戦の中、アウシュビッツ強制収容所で3年間もの収容生活を強いられ

妻も親もすべての家族を失うという極限的な体験をしながらも

決して正気を失う事なく、ましてや人間に対する愛情や尊敬の念を失わず

その危機を乗り越えた人物として知られていますね。

フランクルの原体験に基づく信念

過酷な運命にあろうとも、それを自分の人生としての責任において

引き受けると言う勇気を示す時、人はむしろそこに生きる価値を見出すことができる

たとえ何も出来ず、絶望的で無力な状況

いわば境地に立たされても

人はその人生を受け入れるという勇気があれば乗り越える事が出来る力がある

という事ですね。

徹底的に生活を見直す

心と体は一心一体

体が限界になる事で、メンタルが支えられずに崩れ落ちメンタル疾患になるのです。

真剣に生活習慣を見直さなければなりません。

それも、自分を受け入れる一つの大切な事であると思います。

すぐにできる生活療法

樺沢紫苑さんのストレスフリー大全で紹介されている

メンタル疾患で治療中の人が行うべき「生活療法」は

  • 1日7時間の睡眠
  • 週150分の運動
  • 朝散歩
  • 禁酒・禁煙

生活療法をせずに、薬物療法や心理療法だけで治そうとしても

なかなか治らないのです。

まとめ

  • メンタル疾患になった自分、メンタル面で悩みがある自分を受け入れ、その自分自身と生涯を共に生きる
  • 元の自分に戻るのではなく、新しい自分に生まれ変わる
  • ゆっくりと「生きがい」を感じ「なりたい自分(ビジョン)」を考える
  • 真剣に生活習慣を整える

私も勇気をもってこの自分自身とともに生きていこうと思います。

みなさま、今日より素晴らしい明日をお過ごしください。

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