今週一杯で地元福岡から
居住先の広島へ戻る予定です。
この休職期間が私に何をもたらしたのか
振り返りをしてみました。
INDEX
家族や友人、お世話になった先輩と話をし
懐かしい地元を散歩しまくり
悩み、考え、振り返り、
思い出し、想いをめぐらせました
私は何者なのだろうか
これまで何をやってきて
何が好きで興味があり
何が嫌いで避けたい
何が得意で苦手か
そしてこれからどうしたいのか
ただ身体を休めるだけではなく
適応障害になった自分なりの振り返りと
次に活かすことを考えました。
それは本当に有意義な時間でした。
長時間労働による
体調不良とストレス
一言で言えばここなのですが、
当時を振り返って
自分の中で何が起きていたのか
そこを突き止める作業をしました。
明らかに体力的にも精神的にも
無理をしていました。
やならないといけないという責任感
自分の力でこの難局を
打破しなければならない、
自分しかいないのだという
自己犠牲の上に塗り替えた使命感
そこにあるのは
「こうあるべき」
「こうでなくてはならない」という
理想的イデオロギーに
盲目的に突き進む私でした。
今回の経験で気づいた大きな発見でした。
まず自分の性分を知る事が出来ました。
しかし、社会や企業には
「本音と建前」、「理想と現実」というものが
渦巻いております。
私はそれを感じていたからこそ
そのギャップに自己犠牲を強いることで
足元には目もくれず立ち向かっていました。
理想に向かうことはもちろん重要ですが
自分の今立っている位置を等身大を
感じる事と受け入れる事が
できる様になりました。
これは、これから仕事に限らず
人生を生きていく上で自分自身を守る意味で
活かす事ができる力であると思います。
先述の通り「本音と建前」「理想と現実」が
世の常である中、
どの様にして企業や相手、状況を見極めていくか
つぎはここがネックになります。
私はこの休職中に
「言葉」というものについて
深く考え学びました。
「言葉」はそもそも自身の意見や思いを
相手に伝える手段です。
「言葉を生み出すのは自分の内側・内面」です。
外側に発せられる言葉をどんなに彩っても
表面だけのスキルやトークパターンだけでは
本当の自分自身は相手には伝わらないのです。
すなわち逆を言うと
相手の外に発する言葉に
少しでも違和感や
共感できなければ
その人自身に共感や同調して
いないと言う事です。
では、本当にこの人が
本音で話をしていて
信用に値するのかを
どのように見極めるか。
大切なのは
「聴く・知ることに妥協しない」事です。
理想や目標に向かって自分を犠牲にし、
一気に高みを目指すのではなく
自分の等身大の歩み方で一歩ずつ前に進むこと。
言葉は人の内なるものが作り出すもの。
少しでも相手や企業の言葉に違和感があれば
相手の根幹に疑問が生まれます。
相手を知り、言葉を聴きましょう。