建材メーカー営業って?Vol.4

建設業界

建材メーカーでの営業職に

就職・転職をお考えの方へ

nwave
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私の経験を元にどのような業界で

どのような仕事内容なのかを

お伝えしようと思います。

今回は第4弾の記事となります。

前回は第3弾では

  • 建設業界は「建築」「土木」に分かれる事
  • それぞれの特徴と関係する建材メーカーの代表例
  • 建設業界のやりがい
  • 求められる力

を綴りました。

前回に引き続き

建材メーカー営業の特徴

俯瞰的な目線でわかりやすく

お伝えしようと思います。

今回は建設工事の種類について

ご報告しようと思います。

建材メーカーの関わる建設工事とは

工事の種類は大きく分けて2つに分かれます。

  • 民間工事
  • 公共工事

何が違うの?

発注者が異なります

工事の依頼主であり、

お金を出す人です。

施主という呼び方もあります。

民間工事の発注者

民間企業一般個人が該当します。

ビルやマンション、工場から

戸建て住宅などが主な工事内容です。

企業や個人の調達資金

発注のお金に当てられます。

公共工事の発注者

公共機関官公庁などが該当します。

国や県、市区町村などです。

役所施設や公園、道路・港湾などの

社会インフラ、災害対策などが主な工事です。

皆さんの税金が発注のお金に当てられます。

民間・公共工事の特徴

民間工事の特徴

決め手が発注者の意向により様々です。

・コスト面・・・安さを最優先

・デザイン性(意匠)・・・発注者の好みのデザイン

・機能性・・・使いやすさや便利さ

・発注者との関係性・・・昔からの長い取引関係にある

重役同士が血縁関係にあるなど

受注に至る発注者の決め手は

ケースバイケースです。

時に、普段は外注協力先が発注者となるケースもあります。

比較的、建築工事の割合が多いです。

公共工事の特徴

公平性を重要視

入札による請負業者の決定や

一社指定などはありません。

工事の目的や規定が明確に定められている

みなさんの税金から発注される工事です。

工事の目的と予算に乗っ取った工事計画と設計がされ、

その方針や指示書に準じて工事を進めます

工事の遅れによる工期割れなどもっての他です。

厳密な法令・規定と書類手続き

法令順守の施工が基本となり、

その内容や提出書類は

非常に細かく管理されています。

契約から工程、工事責任者等厳格な法令、

ルールが定められており、

工事に採用する材料メーカーまで

すべて書類をもって承諾手続きを行います。

工事完了後も厳格な審査が行われ、

工事請負業者の評価にも関わる。

国土交通省が提唱するインフラ整備効果

国土交通省は、インフラを整備する事で

大きく2つの効果を提唱しております。

インフラストック効果

「安全・安心効果」

・耐震性の向上

・水害リスクの低減 等

「生活の質の向上効果」

・生活環境の改善

・アメニティの向上 等

「生産性向上効果」

・移動時間の短縮

・輸送費の低下

・貨物取扱量の増加 等

ストック効果は、整備された社会資本が機能することで、

整備直後から継続的かつ中長期にわたって得られる効果です。

インフラフロー効果

生産活動の創出⇨雇用の誘発⇨所得増加による消費の拡大

フロー効果は、公共投資の事業自体によって

生産、雇用や消費といった経済活動が派生的に創り出され、

短期的に経済全体を拡大させる効果があるとされています。

建材メーカー営業に求められる力

情報収集力

工事発注の情報をいかに早くキャッチして

受注活動に活かす事ができるかが

勝負に大きく関わります。

顧客との信頼関係

情報を掴む力を左右してきます。

見立力

工事発注から受注までの仮説を立てて

受注までのストーリーを描く力が必要です。

工事をどこが受注する可能性があるか

その場合はどの販売店が有力かなど

長期に渡る成果構築のための

見立てる力が必要です。

仕立力

見立てた仮説に対して、

あらゆるパターンを見越して

今現在の行動に落とし込み

活動を仕立てていく力が必要です。

まとめ

民間工事と公共工事の違いは

発注者が異なります。

工事によって営業先は異なり

見立力や仕立力が求められます。

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企業研究や業界研究に

少しでもお役に立てればと思います。おう

まだまだお伝えできてない部分が

多々ありますので

次回更新をご期待ください。

みなさま、今日より素晴らしい明日をお過ごしください。

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