良い組織ってどんな組織なのでしょうか。
・ウチの会社は居心地が悪いな。
・転職したいけど、良い組織に入れるのだろうか。
・マネジメントに関わる様になったけど、どんなチームを作ればいいのだろうか。
そんなお悩みの方も多いのではないのでしょうか。
私も、適応障害となり休職という経験から
良い組織ってどんな組織だろうか?
そんなことを考え、思いにふける1日を送ることもあります。
今後の転職活動に活かす為、
また将来的にはマネジメントにも関わりたいというキャリアプランもあり
私なりにも考えてみました。
・私の休職する事となった経験から思った事
・経営学や優良企業の経営者達、リーダー達の知見や研究
→そんな中に何かヒントがあればと思い共有させて頂きます。
INDEX
私の思う”良い組織”とは
私の思ったことに経営学などの書籍からの知見を織り交ぜ
行き着いた結論は
世の中のために存続し続ける力がある組織
社会に貢献し続け、変化に柔軟である事
社員の使命感・達成感・幸福感がある組織
個人の尊重を掲げ社員を大切にする。組織が人の個性に寄り添う。
具体的なポイント
基本理念があり、貫き通している
我々は何者で、何の為に存在し、何をやっているのか
会社の目標や施策に一貫性を持って反映させ、
社員の日々の考え方や行動に”深く浸透”されている組織
・HP(ヒューレット・パッカード)創業者 「HPウェイ」
・ソニー 井深大氏 「設立趣意書」 など
長期的に成長している優良企業には、基本理念があります。
そしてそれが社員一人一人へ浸透しております。
⇨”世の中のため”や”理念”などと言いますと
「綺麗事をいうな」や「宗教くさい」など思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
長年に渡り成長し続けた優良な会社の共通点なのです。
基軸から離れず、分からない事には手を出さない。
新たな挑戦をしないという意味でなく、基本から離れないことで柔軟に対応する。
基本理念を首尾一貫して徹底した結果企業は発展するのです。
組織は個人を信頼し、個人は組織を信頼する
組織が人の個性に寄り添う
人は基本善良で、みんな違う。という価値の共有ができている組織は良いですよね。
人を信じて任せると、人は信頼に応えようとする
内発的動機付人は仕事にやりがいを感じると、生産性がたかまる。
信頼は信頼を生み出します。
組織の存在意義・使命は何か?社員は常に問い続ける”自律性”が目覚めます。
そして自主性と起業家精神をもった個人の集まりは、組織に多くのリーダーを育てます。
そういう組織は、仕事熱心な社員が集まり、怠惰な社員は脱落していくでしょう。
経営学者ジム・コリンズは、企業をバスに例えて人材選びの目標を以下の様に表現しています。
「何をすべきか」で人を雇うと
目的地が変われば辞めてしまう人もいる
「誰を選ぶか」から始めると
自社の方針に合う適切な人だけを選んでバスに乗せる
能力やスキルよりも、どういう人かを基準にされているのですね。
徹底的に話し合い、現場の意見を聞く風潮
社員や経営幹部までもが激しく議論し、
失敗についても「何が悪かったか」を徹底的に究明する。
ただし、失敗の責任者が誰なのかは話題にしない。犯人探しは意味がない。
情熱を大切にし、失敗を容認し社員が挑戦する事を奨励する。
同じ目的を持つ組織は目的を共有する同士である
元サッカー日本代表でキャプテンを務めた長谷部誠さんは、
著書:心を整える。の中でアジアカップ優勝時に感じた事を綴っています。
こいつらとだったら何か起こせる。
相手の力云々でなく、仲間の可能性を感じていた。
同じベクトルを向いた個人が、同じ熱量を持って集まると
それはそれは凄まじいパワーを発揮するものです。
私も手前ながら経験がございます。
バンドをやっていた時の事です。
何だかメンバー全員が同じ方向を向いていたのを
肌で感じた瞬間がありました。
その日のライブは、お客さんからたくさんの賞賛のお言葉を頂いた事を覚えています。
まとめ
良い組織とは
・世の中のために存続し続ける力がある組織
・社員の使命感・達成感・幸福感がある組織
→基本理念があり、貫き通している
→組織は個人を信頼し、個人は組織を信頼する
→徹底的に話し合い、現場の意見を聞く風潮
今回、組織について考えてみて
もっと組織論について学んでみたいと思いました。
組織についての学問や研究は”経営学”から”社会学”まで多岐に渡ります。
より深い知識をつけて、もっとたくさんの人たちと共有できればと思います。
みなさま、今日より素晴らしい明日をお過ごしください。